小学校教員kosukedadの日記

思ったことをわりとはっきり書いていきます。毒舌かもです。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっとした授業づくりの工夫を

授業づくりについて久しぶりにお話したいと思います。 最近はちょっと大きな話や先を見据えた話ばかりしてきたので、今回は現実的な日常の話をしますね。 毎日の授業をいつもいつも特別なものにはできません。何が言いたのかというと、1日に行われる6時間の…

「新たな教師の学びの姿」とは

普段はあまり上(国とか)からの文書などはちゃんと見ない私なのですが、先日見た中央教育審議会の文書の内容に興味深いものがありましたので、今回はそれについて述べたいと思います。 中央教育審議会の『令和の日本型学校教育』を担う教師の在り方特別部会…

なぜ教員を目指す人材は減ってしまったのか

こんなに先生を目指す人が減ってしまったのはなぜなのでしょうか。 www.msn.com 先日このようなニュースが出ていました。 東京都が、教員免許が無くても採用試験で合格した場合、教員免許を2年以内に取得すれば正式に採用しますよ、という話です。 東京都で…

これからの学校行事 どこまでを目指す?

もうすぐ2月です。 今月から始まった3学期は短く(後期など別な呼び方をしている学校もあるかもしれませんが)、すぐに学年末を迎えます。 さて、学校にとって一番大きな行事は何かというと、それは卒業式です。やはり節目の時というのは、学校や教職員、保…

学校行事も選択して参加するように?

学校行事も選ぶ時代になってくるのでしょうか。 私の住む地域は豪雪地帯です。冬になると、時には1メートルを超す積雪があります。 雪がたくさん降る街ですから、その特色を生かした行事もあります。 その一つがスキーです。 私の勤務する学校では、地元のス…

社会で求められる力をつけるために

学校での勉強というのは、そもそもずっと昔から、学校教育というものが導入されるようになってからずっと、本来社会に出た時に役立つ知識や技能を身につける場でありました。 しかし、この概念はずっと存在しながらも、いつの頃からか受験や進学のための勉強…

コロナ3年 不登校過去最多に

不登校に関する記事が先日出ていましたね。 news.yahoo.co.jp 要約すると、コロナ禍の3年で不登校の児童・生徒が激増し、2021年度は24万4990人と過去最多の人数となったということだそうです。 また、文部科学省や厚生労働省によると、20年の小中高生の自殺…

児童相談所の役割を考える

今回は児童相談所について話題にしたいと思います。 児童相談所(略して児相)とは、いったい何をするところなのでしょうか。 ja.wikipedia.org 児童相談所は、大きく分けて3つの機能に分類できるかと思います。 ①相談機能 ②一時保護機能 ③措置機能 相談機能…

教員は本当に忙しいのか?

報道で最近よく話題になる、学校現場のブラックさについては、私も何回か述べていますが、改革が進む方向に進んできたような気がします。 この時期(1月)は、来年度の教育課程(来年度の行事や目標など)を各校で作り上げる時期です。児童、保護者、教職員…

問題の先送りにならない教員の指導力とは

今回もちょっと踏み込んだ話を。 良い先生というのは、どういう先生のことを指すのか、最近考えさせられます。 学級担任はそれぞれ頑張っているとは思いますが、実際の学校現場では、この先生に担任を任せると安心だ、という先生がどこの学校にもいるのでは…

精神疾患で教員の休職 過去最多に

精神疾患で休職の教員が令和3年度は5897人と過去最多を記録したという報道がされていました。 これまで最も多かったのは元年度の5478人だそうですが、それよりも400人以上多い数字です。 少し長い期間でグラフを見てみても、やはり少しずつ増えていることが…

不登校特例校って?

不登校特例校というのがあることをご存知でしょうか。 この不登校特例校というのは、学習指導要領にとらわれず、不登校生の実態に配慮した特別の教育課程を持つ学校のことを指します。正式名は「不登校児童生徒を対象とする特別の教育課程を編成して教育を実…

対話的な学習を進めるにあたって

学習指導要領が変わり、今は対話を重視した学習が求められています。対話的な学習、と一口に言っても、どんな活動をすれば良いのでしょうか。 どんな活動、というよりどんな考え方をすれば良いのか、と言ったほうが良いかもしれません。 今回は対話を重視し…

説得力をつけるには

よく、この先生だとなぜか子どもたちが素直に言うことを聞く、ということがありませんか? 今回はこのことについて考えていきたいと思います。 このテーマでの最大のキーワードは、やはり「説得力があるか」ではないかと思います。 この場合の教師の「説得力…