小学校教員kosukedadの日記

思ったことをわりとはっきり書いていきます。毒舌かもです。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

多様性を認めることが、多様性を認めないことにつながる

公教育の問題や限界について最近述べることが多くなっている気がします。 私が目にする記事がそのことについて触れている内容が多いからなのか、私自身がそんな記事に目が行ってしまうからなのかはわかりませんが、今日もそんな感じになりそうです。 「多様…

ブレンディット・ラーニングとは

「ブレンディット・ラーニング」というのを知っていますか。 簡単にいうと、「集団一斉授業」に「オンライン個別学習」を融合(ブレンド)するというもので、これが大きな成果を上げつつあるとアメリカでトレンドになっているということです。 『ブレンディッ…

「問題を見つける力」こそが大事

学校現場では、授業の中で「問題解決型の学習」というものが行われています。 これは、ある課題があり、その課題に対して仮説や予想を立て、実際に確かめたり調べたりして解決していく、というものです。 私が勤め始めた頃からすでにこの考えは定着していま…

「学校教育は何の役に立つのか?」と聞かれたら

学校教育は何の役に立つのか? 私のブログでも何度か話題にしてきたことではありますが、Twitterなどでも話題にしてそれぞれが持論を述べているようです。 news.yahoo.co.jp まず大前提として、このことについて考えるのはとても大切だと思います。 何も疑問…

学校に存在する謎ルールって?

学校ならではの謎ルールというのが、話題になっていました。 news.yahoo.co.jp 私自身も謎だなと感じる事柄も多かったのですが、教員としての視点で自分の考えをお話ししてみたいと思います。 謎ルールその1 ・5分間登校 ある地域にはこのルールがあるようで…

印象の大切さ

先日、同僚の研究授業を見る機会がありました。 学校には校内研修というものがあり、教員同士で授業のあり方などについて研修を行っています。 研究授業はその一環として、一人の教員が授業を実際に行い、全員で見合って、指導の仕方や教材の考え方などを後…

学校は「行かなければならない場所」から「いつ行ってもいい場所」へ

ここ数年、学校は何のためにあるのか、公教育とは何のためにあるのかについて考える機会が増えました。 これまで私はこのブログでも、学校は今後生きていく上で人間関係を構築していくための訓練の場所である、などといった言い方をしてきましたが、確かにそ…

教員のやりがいを感じて欲しい

先日、私の住む県の教員採用試験の倍率が発表されました。 1.2倍。 だそうです。 この倍率は講師を何年もやっている人も含めての数字となりますから、大学を出て新卒で教員を希望するという学生は、このうちどれくらいなのだろうと考えてしまいます。 私が…

学校の役割について考えさせられる

学校というものの役割が何なのか、考えさせられることがあります。 私はよくビジネスに関する話などを動画サイトで見ることがあるのですが、そんな動画を見ていたときに、こんな話を聞きました。 『自分の子供が好きだった部活を辞めると言い出した。 どうし…

魅力ある学級担任になるために

学級経営をしていて、担任の方針が子どもたちに伝わっていないなあと感じる時があります。 なかなか注意しても伝わらない。 うんうんと返事はするもののそれが実行に移らない。 なぜ、子どもたちはわかってくれないのだろうか? 自分の言うことを聞いてくれ…

地域社会と子供

地域の子供の行事といえば、どんなのを思い浮かべるでしょうか。 私が子供の頃は、とにかくたくさんありました。 町内で山車を引くお祭り。 町会対抗のソフトボール大会や運動会。 子供会の行事でレクリエーションをしたこともありました。 今、私の地域では…