私の地域ではまだ冬休みは続くのですが、多くの地域では今週から3学期が始まるのではないでしょうか。
私自身も先週から勤務しており、研修会等にも参加しているのですが、まだまだ仕事モードにしっかり入ってはいませんね。
一応、年末年始はしっかり休んでいますのでリフレッシュはできているのですが、子どもたちが登校して来ないので、勤務開始ギリギリに出勤しますし、生活リズムがいつもよりゆっくり気味なので、戻っているかといえばそうではないのです。
ちなみに私は、普段であれば、朝は5時に起きて炊飯器のスイッチを入れて朝食の支度をし、6時に子供2人を起こし、といってもなかなか起きなくて6時20分ぐらいになり、そこから子供に朝食を摂らせて着替え、歯磨きなどをして、まあ同時進行的に自分も準備をして、大体7時過ぎには家を出るという感じです。
土日ぐらいの休みでは、そのリズムのまま早起き生活になるのですが、長期休業、特に冬休みのように長い休みが続くと、夜明けが遅いことや寒くてベッドから出たくないということもあり、ついつい二度寝してしまいがちです。
そろそろスイッチを切り替える必要がありますね。
さて、学校にいると、実際には見えないものの、子供の話や日記、実際の様子、服装や持ち物などから、いろんな家庭の姿が見えてきます。
お家の人はきちんとこの子のことを見てくれているんだろうか。
家では本人は何もせず、お家の人が何でもやってあげているのではないだろうか。
親とご飯を食べる機会が少ないんだな。
子供を連れて随分遅くまで外出しているんだな。
母子家庭なのに、男の人がしょっちゅう話に出てくるな。内縁状態なのだろうか。
生徒指導面で心配になる子は今挙げたような事情を抱えている子が多いです。
長期の休み明けになると、そういった子はなかなかリズムを取り戻せず、気持ちの面で乗らなかったり、体調不良を訴えることが多くなります。
こちらもどうにかしたいとは思うのですが、親を変えるって大変なんですよね。なかなか変わるものではないのです。
長年の生活習慣を変える、自分自身のことを想像すると難しさがわかりますよね。
子どもたちには、
「自分の生活の流れが常識だと思わないんだよ。いろんな人の生活を聞いて、尋ねてみて、変える必要があるなと思ったら、自分で何かを決めてやってみるといいよ。」
などと話していますが、難しいですね。
私の場合、このような時期は、少し動きのある活動的な学習を取り入れてみたり、遊びの要素を入れて盛り上がるような学習を取り入れてみたりと工夫してやっていましたね。
動きのある学習といっても、普段の学習の流れそのままに、書き終わったら起立するとか、声に出して読む回数を増やすとか、みんなのノートを見合うとか、そんなちょっとした動きです。
遊びの要素を入れるという点では、まあ何でもいいのですが、例えば「木へんの漢字集めをしよう」とかを縦列1チームのチーム対抗でやるなどすると、仲間がいるからサボれませんよね。
でもこれだけで眠気がなくなったり、飽きのこない流れになったりするんですよね。
こういった少しの工夫についても、やはり担任が子どもたちの様子をしっかり見ているからこそできることだと思います。
休み明けの子どもたちの様子をしっかり見ていって、良い3学期のスタートを切りたいものです。