冬休みに入りました。
私は北国に住んでいるのですが、まだ冬休みに入ってない地域もあるんですかね。
さて冬休み、教員はどのように過ごしているのでしょうか。
教員はブラックだ、ブラックだと言われ、日々猛烈なストレスと戦っています。
そんな教員たちが少しホッとできる期間、それが長期休業です。
ただ昔はよく勘違いされたものです。
「先生たちも夏休みなんでしょう、いいですねえ」
「いやいや、休みは子供だけで我々は勤務がありますから」
何十回と答えた記憶があります。
とはいえ一応教員も、夏休みや冬休みは学級の子どもたちから離れて、家族や友人と過ごすために休暇を取りやすい状況にはなります。
普段休みを取れない分、長期休業でまとめて取るというパターンが多いのです。
もちろん研修等が多くなりますから、そういったものにも参加しますが、自分が休むことで他の職員に皺寄せが行くわけではなく、また子どもたちに振り回されることなく自分のペースで過ごせる長期休業は、心にゆとりが生まれるのです。
私だけではないはず、です。
さて、私の場合、です。
冬休みは家族で過ごす時間を最優先にしますかね。
旅行に行きたいのですが、最近は家族の事情もあり、なかなか遠方へ出かけることは難しくなっているので、近場にショッピングに行ったり、息子の好きなラーメンを作っってやったりといった感じで過ごすことになりそうです。
それから、小さな子供がいることもあり、物が増えて収納場所に困ってきたので、処分したり整理したりしようと思っています。
後は友達と会ったり(最近はかなり減りましたが)、ウインタースポーツを楽しんだり、実家に帰ったりといった感じでしょうか。
この期間は絶対やらなければならない仕事というのがかなり少なくなるので(一部の人を除いて)、他の職業と比べれば、割とまとまった休みが取れる方だと思います。
子供と一緒で、休み明けにリズムが取り戻せず、なかなか起きれなかったり、やっておくべきことを後回しにしたりして、慌ててしまうのはあるあるです。
子どもたちにとやかく言えません。
ただそういう弱さも、私たち教員は見せていくことが必要だと思っています。
子どもたちには私を反面教師にするんだよ、と冗談で話したりしますね。
夏休みや冬休みについて、もしかしたらいろいろな意見があるかもしれません。
そもそも要らないのではないか。
もっと期間が短くていいのではないか。
一人一人が期間を決めて休めばいいのではないか。
最近はレジャーの分散を狙う世間の流れもありますから、特にこういった議論がなされていくべきなのかもしれません。
多様化していく社会の中で、学校も例外なく変化していくことが求められているでしょう。
もしかしたら、夏休みや冬休みというものも、何年か後には形を変えているかもしれません。
まあ、難しく考えればキリがないので、とりあえず、冬休みを満喫したいな、と思います。