私の地域では、冬休みに入りました。
この辺りになると、学校的にはすでに来年度の準備が始まっています。
例えば、年間の行事予定はもうほぼ固まっていると言ってもよいでしょう。
まあ、これから職員全体の会議で決まっていきますので、廃止や追加などはどんどん出てくるのですが、大体の形は見えている状態なのです。
それとともに、来年度入学する新一年生に関しても、年長の園児の情報を集めたり、こちらから保育園・幼稚園側に発信したりといったことが積極的に行われていきます。
今回はその辺りを中心に書いていきます。
題して、
「小学校入学前に身につけさせたいポイント7選」
です。
挙げようと思えばキリがないですし、絞ろうと思えばもっと絞れるのですが、このぐらいがちょうどいいかなと思って7つにしています。
では早速いきましょう。割と具体的なものを紹介していきます。
①自分の名前(苗字はいらない)をひらがなでもいいから書ける、読める
②具合が悪い、トイレに行きたいなど、困ったことを言える
③1~30位の数字を読める、書ける
④身の回りの持ち物を管理できる
⑤朝早く起きて、7時45分ぐらい(※)には学校に着ける(※8時登校の場合)
⑥聞かれたことに対して返事ができる
⑦間違っても投げやりにならず、頑張れる
では少し細かく説明していきます。
①自分の名前(苗字はいらない)をひらがなでもいいから書ける、読める
学校生活ではとにかく名前を書きます。そして配布物が渡ります。自分のものかどうかをちゃんと判別しないといけない場面がたくさんあるのです。
②具合が悪い、トイレに行きたいなど、困ったことを言える
学校の場合は、担任が30人前後の子どもたちを見ることになります。一人一人の様子に気を配ってはいますが、それでも気づかない点があるかもしれません。一番大切な体調や生理現象については、自分で意思表示できることが大切です。
③1~30位の数字を読める、書ける
先ほどの名前と一緒です。自分というものを判別するのに、名簿番号もよく使います。配布物が渡る時に同じ名前の子がいる場合もありますから、そういう時は番号で区別しますし、「名簿順に並んで」と言われた時に並ぶためには、数字の理解が必要となります。
④身の回りの持ち物を管理できる
学校は持ち物が多い上、スペースがありません。自分の机もロッカーも、保育園や幼稚園のようには無い場合が多いでしょう。効率的に収納したり、紛失しないようにすることが必要なのです。
⑤朝早く起きて、7時45分ぐらい(※)には学校に着ける(※8時登校の場合)
登校時刻の15分くらい前に学校に着く必要があります。着いたらランドセルから道具を出して机に入れ、宿題を提出、連絡帳を提出、トイレに行って…というように、来てから始業までにやることがたくさんあるのです。
⑥聞かれたことに対して返事ができる
聞かれた事に対してしっかりと返事ができることはとても大切です。何を考えているかわからず泣いたり、黙ってしまったりするのが一番困ります。泣いてもいいですが、自分の気持ちをしっかり言えることが大切です。
⑦間違っても投げやりにならず、頑張れる
これが一番難しいでしよう。
間違えてやる気を無くしたり、怒って何かに当たったりといったことも、小さい頃はよくあります。
今すぐにではなく、少しずつできるように声がけしていくことが大切です。
以上、7つのポイントを挙げてみました。
まあ、学力的なものは後からどうにでもなりますから、気持ちの面でのコントロールがしっかりできればいいですよね。
学校は、ピカピカの一年生の入学を楽しみにしています。